流行ってますね、マケプレ詐欺。
投げ売り堂も早い時期からその辺の不穏な動きには気付いていたものの、いたちごっこになりそうだと思って Amazon に任せようと静観をしていました。
最近ゲームカテゴリーでやたらと価格が安いのが出てて、明らかにおかしい価格だけど9時台には API 上では観測されてるのでなんなんだろうなぁとなってます
— nageuridou (@nageuridou) 2017年4月6日
しかしかれこれ3週間程経っている現在も下記のようなパターンで続けられており、止む気配がありません。
- 新規アカウントからの海外からの出品
- 新規アカウントからの国内からの出品
- 既に評価があるアカウントからの国内からの出品
流石に何か手を打たないとなぁと思ってはいたものの、現状出品者ブラックリストとかで対応しても前述通りいたちごっこだろうかとモヤモヤしていたんですが 昨日アイマスパリーグコラボのラジオを聴きながら「ホークス担当美希!!!」とか言いながら喜んでたら、ふと対策を閃いてバタバタ実装しました。
実施した内容
投げ売り堂では、Amazon の各種情報を取得する際に Product Advertising API というものを使用しているんですが
下記のように「最安値」と「出品者情報に載せる価格」を使用しています。
基本的には添付画像の通り、API 上「最安値」=「出品者情報に載せる価格」なんですが、下記のような条件によっては「最安値」<「出品者情報に載せる価格」になることを確認しました。
- 出品者が新規アカウントや休眠アカウントで、出品者情報が API から取得できない(でも最安値としては取得できている)
- (最安値 - 送料) < (出品者情報価格)の場合
特に 1. の条件が非常に今の現状と合致しており、詐欺マケプレは出品者情報が取得できないので、
「最安値」<「出品者情報に載せる価格」の場合は、「出品者情報に載せる価格」を優先する
という処理に変えた結果、2017/04/25 の 9:00 更新分で投げ売り堂上では詐欺マケプレは弾かれています。
例:Amazon 上では479円の詐欺マケプレがあるが
投げ売り堂上の価格はそれを除外した2580円になっている[2017/04/25 9:00 時点]
完全に API の不備を逆手を取った形の対応なんですが、精度としてはかなり高いのでこのまま様子をみていこうと思います。